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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年06月16日

民国時期警察

警察シリーズ第2弾!!どんどん!!
というわけでもないんですが、手持ちのブツの少なさからしましてネタに詰まるのは仕方の無いところ。
年代をかなーり遡りまして1930年代の中国警察の制服です。
と申しましても実物ではなくレプリカです。
ほんでもってどこまで考証的に正しいのかも未知数だったりします。
中国ではご承知の通り抗日ドラマが盛んに作られております。中国共産党がどんだけすげーのか、がんばったんだよ俺たち!!ということをアピールする為に敵役は日本軍だけではなく、中華民国も含まれます。
なので当時の制服などは盛んにレプリカが作られておりまして、それが流通しているわけです。映画用レプリカとでも言いましょうか。
手元の資料によりますと、1928年から1935年まで使われた制服が元になっているようです。徽章類が若干違うようですが、これは映画用という事情を差し引けば仕方の無いところでしょうかね。





制服本体です。
詰襟のオーソドックスな4ツポケタイプ。
色は黒です。
生地はチノパンのような感じですが、当時に比べればいいものを使っていることでしょう。





左袖には「警衛」と書かれたワッペンが付けられております。
中華民国ではよく見られた形式で、軍も同じ位置に所属部隊を示すワッペンを付けていました。





襟元。
星の付いた襟章が付けられていますが、本来であれば左側にはどこに所属しているのか文字が入ります。
また、襟章が付くのは「警官」以上で、「警士」は左胸に階級と氏名、職員番号の書かれたワッペンを取り付けます。





こちらが制帽。
天井がえらく潰れているように見えますが、当時の中国ではよく見られた形式の制帽です。
この方が時代がかった感じがして私は好きです。

実はこの装備一式はとあるリエナクトに参加する為にそろえたんですが、結局都合があわずそのままお蔵入り。
使うにしてもかなりシチュエーションが限られてしまうのでどうしたもんかなと。
日本軍相手にするのも微妙ですしねえ。でもいつかは活用したいところです。

では。  


Posted by 王建軍  at 20:47Comments(0)中国

2012年06月16日

香港警察夏服

ブログを開設してからずっとそのまま放置しておりました。
放置しっぱなしというわけにもいきませんのでそろそろ始めたいと思います。

では記念すべき第一回。
タイトルどおり皇家香港警察でございます。





昔の香港映画を見るとかなりの高確率で登場する制服ですが、「制帽は紺色なのに制服がODなんて!!あ~んもうっ萌っ」と悶えた方も多いのではないのでしょうか。私もその一人です。
長いことあの制服で遊んでみたいわっと思い焦がれていたのですが、先だってようやく入手の目処(主に資金)が付き、んでもって入手したからには自慢せねばっ!!と自己満足100パーセントでお送りする次第です。
といっても装備品はまだですし、制帽に至っちゃ手違いで帽章が無いという体たらく。
ですので取り急ぎという状況ですが、今後揃っていきましたら改めてUPしたいと思います。





制服だけで見るとえらく地味ですが…
探検隊の着ているサファリジャケットみたいですね。というかそのもの?
どちらかというとディズニーランドでジャングルクルーズやってる方が似合うと思います。
階級章は肩に取り付けます。偉くなれば偉くなるほど飾りが増えるというのはこういったモノの常ですが、一番の下っ端は肩にナンバーのみ、(日本で言うところの)巡査長、巡査部長にはそれぞれさーじぇんとっぽい階級章が付きます。
色々肩に付けるものが多いのでその為の取り付け穴が開いていて、いちいち自分で穴を開けるという面倒はありません。
とまあここまで引っ張っておいてなんですが、今回入手した制服は残念ながらレプリカ。なので穴は自分で開けなければありません。正直ミスすると怖いのでまだ開けてないです、はい。





こちらが徽章です。
一番下の2個、王冠の付いたものが襟に付ける徽章です。
調べ途中なのでアレですが、巡査部長(警長)クラス以上になると付ける様な付けない様な。
上4つが階級章です。
RHKP(ろいやるほんこんぽりーす)に星ひとつで、見習督察。
正直ここから先単純に日本の階級に当てるのが難しいのですが、無理やり言えば巡査部長~警部補あたりの微妙なラインでしょうか。
中国返還後も基本的なデザインは同じです。ただ皇家を示すものは廃止されておりますので、王冠にあたる部分には香港特別行政区の花のようなマークが付いています。同様にRHKPではなく現在はHKP(ほんこんぽりーす)になっていますね。





そしてこちらが制帽。
イギリス式ですね。当然の事ながら。
本来では帽章が付きますが、手違いで帽章が届かずなんだかわからん状態です。とほほ。
香港映画「インファナルアフェア2」ではラストシーンが香港返還当日で、深夜0時を過ぎると同時に警察官が帽章を皇家香港警察のものから特別行政区香港警察のものに交換するのですが、帽子の帯に差し込むようになっておりますので簡単に取替えが可能なんですね。

はてさて、一応形は揃いましたので後は帯革とか無線機とか、腰周りの品を揃えなければなりませんね。
香港警察の正式けん銃はS&W M10 4インチなんですが、これはタナカから出ていましたかねえ。香港警察モデルにする為にはグリップも交換しないといけませんが。
そんなわけで夢が膨らむ第1生命、インドアサバゲに香港警察で参加したいです。

では。



  


Posted by 王建軍  at 16:02Comments(3)香港